日本人作家の活動と世界情勢
1880s
1890s
1900s
1910s
1920s
1930s
1940s
1889
国吉康雄は岡山に生まれ、1910年にニューヨークに移住。
1922年からサロンズ・オブ・アメリカ理事を務め、1939年にアメリカン・グループの会長に就任。
1942年、ニューヨーク在留邦人芸術家委員会で対米忠誠声明を発表。
1904
イサム・ノグチは詩人の野口米次郎とアメリカ人編集者で英語教師のレオニー・ギルモアとの息子としてロサンゼルスに生まれた。幼少期を日本で過ごす。1922年にニューヨークに移り、1925年に全米彫刻協会の会員となる。1927年、グッゲンハイム奨学金を得てフランスに渡り、ブランクーシに師事。
1904-5
日露戦争勃発
1907
2月
日米紳士協約が結ばれる。
日米紳士協約が結ばれる。
1911
6月
『紐育新報』発刊
『紐育新報』発刊
1913
2月−3月
アーモリー・ショーが開催される。
アーモリー・ショーが開催される。
1913
カリフォルニア州で外国人土地法が制定される。市民権が無い外国人の土地の所有禁じられる、また三年以上借地権がなくなる。
1914
3月
高見豊彦と高峰譲吉が中心となり、ニューヨーク日本人会設立。
日本が第一次世界大戦に参戦する。
高見豊彦と高峰譲吉が中心となり、ニューヨーク日本人会設立。
日本が第一次世界大戦に参戦する。
1917
3月
ロシア革命がおこる。
4月6日
米国が第二次世界大戦に参戦する。
8月
シベリア出兵
11月
ロシアでボルシェビキ政権が発足する。
ロシア革命がおこる。
4月6日
米国が第二次世界大戦に参戦する。
8月
シベリア出兵
11月
ロシアでボルシェビキ政権が発足する。
1918
10月
第一次世界大戦終結
第一次世界大戦終結
1919
1月
アメリカで禁酒法制定
2月
角田柳作がニューヨーク日本人会幹事に就任する。
アメリカで禁酒法制定
2月
角田柳作がニューヨーク日本人会幹事に就任する。
1920
借地法改正 日本人の借地権の禁止される。
1921
4月
「紐育日本美術協会」が解散する。
5月
「日本人画家」が「画彫会」に改称する。石垣栄太郎宅で会合が開かれる。
6月
角田柳作がニューヨーク日本人会書記長に就任する。
11月
清水登之《ヨコハマ・ナイト》がシカゴアートインステチュートの展覧会でオーガスタス賞に入選するが、日本人であることを理由に取り消しになる。
「紐育日本美術協会」が解散する。
5月
「日本人画家」が「画彫会」に改称する。石垣栄太郎宅で会合が開かれる。
6月
角田柳作がニューヨーク日本人会書記長に就任する。
11月
清水登之《ヨコハマ・ナイト》がシカゴアートインステチュートの展覧会でオーガスタス賞に入選するが、日本人であることを理由に取り消しになる。
1922
2月
ワシントン軍縮会議
ワシントン軍縮会議
1924
7月
排日移民法制定、日本人はアメリカに移民できなくなる。
排日移民法制定、日本人はアメリカに移民できなくなる。
1925
3月
第9回 独立美術家協会展に石垣栄太郎の《鞭打つ人》が出品され、美術批評で取り上げられる。
第9回 独立美術家協会展に石垣栄太郎の《鞭打つ人》が出品され、美術批評で取り上げられる。
1926
3月
第10回 独立美術家協会展で日本人の作品が注目される。
10月
角田柳作「The Japanese Culture Centureの設立に就て」を配布する。
角田柳作が日本人会を退職する。
第10回 独立美術家協会展で日本人の作品が注目される。
10月
角田柳作「The Japanese Culture Centureの設立に就て」を配布する。
角田柳作が日本人会を退職する。
1929
7月
「The Japanese Culture Centure(日米文化学会)」が発足する。
11月
ニューヨーク証券取引所の株価大暴落
「The Japanese Culture Centure(日米文化学会)」が発足する。
11月
ニューヨーク証券取引所の株価大暴落
1931
9月
満州事変
満州事変
1933
2月
日本が国際連盟を脱退する。
3月
フランクリンD.ルーズベルトが大統領に就任
12月
齋藤博が駐米大使に任命される。日本が国際連盟を脱退。日本は国際社会からますます孤立し、日米間の文化外交を推進するため、斎藤博を駐米大使に任命した。
禁酒法が廃止される。
1933年12月–1934年6月
ニューディ―ル政策のPublic Works of Art Project(PWAP)が行われる。
日本が国際連盟を脱退する。
3月
フランクリンD.ルーズベルトが大統領に就任
12月
齋藤博が駐米大使に任命される。日本が国際連盟を脱退。日本は国際社会からますます孤立し、日米間の文化外交を推進するため、斎藤博を駐米大使に任命した。
禁酒法が廃止される。
1933年12月–1934年6月
ニューディ―ル政策のPublic Works of Art Project(PWAP)が行われる。
1934
1月
「紐育美術協会」が成立する。
2月
ロックフェラーセンターでディエゴ・リベラの壁画《十字路に立つ人》が破壊される。
ニューヨーク市美術展覧会がロックフェラーセンターで開かれる。
「紐育美術協会」が成立する。
2月
ロックフェラーセンターでディエゴ・リベラの壁画《十字路に立つ人》が破壊される。
ニューヨーク市美術展覧会がロックフェラーセンターで開かれる。
1935
2月
紐育新報社後援で邦人美術展覧会が開催される。
5月
Works Progress Administration(WPA)始まる。
石垣栄太郎がWPAのハーレム裁判所の壁画製作に従事する。
石垣栄太郎のスタジオで、アメリカ美術家会議の結成に向けた会合が開かれる。
8月
WPAに日本人芸術家の雇用増加する。
紐育新報社後援で邦人美術展覧会が開催される。
5月
Works Progress Administration(WPA)始まる。
石垣栄太郎がWPAのハーレム裁判所の壁画製作に従事する。
石垣栄太郎のスタジオで、アメリカ美術家会議の結成に向けた会合が開かれる。
8月
WPAに日本人芸術家の雇用増加する。
1936
2月
ジョン・リード・クラブのメンバーを中心に、「反戦・反ファシスト、文化の防衛」をスローガンにしたアメリカ美術家会議が結成される。
6月
アメリカ美術家会議の第一回競作展に鈴木盛《彼女の過去》が入選する。
11月
鈴木盛ACAギャラリーで個展を開催する。
ジョン・リード・クラブのメンバーを中心に、「反戦・反ファシスト、文化の防衛」をスローガンにしたアメリカ美術家会議が結成される。
6月
アメリカ美術家会議の第一回競作展に鈴木盛《彼女の過去》が入選する。
11月
鈴木盛ACAギャラリーで個展を開催する。
1937
7月
盧溝橋事件が起こる、日中戦争が始まる。
WPAからアメリカ市民権が無い芸術家が解雇される。
9月
ACAギャラリーで「ニューヨークの中国と日本の美術家」展覧会が開催される。
10月
九か国条約が破棄される。
11月
九か国条約会議開かれる、日本は参加を拒否する。
12月
パナイ号事件起こる。
アメリカ美術家会議の企画展「世界のデモクラシーを防衛する スペインと中国の民衆に捧げる」展で、日本人の反戦をテーマにした作品が展示される。
盧溝橋事件が起こる、日中戦争が始まる。
WPAからアメリカ市民権が無い芸術家が解雇される。
9月
ACAギャラリーで「ニューヨークの中国と日本の美術家」展覧会が開催される。
10月
九か国条約が破棄される。
11月
九か国条約会議開かれる、日本は参加を拒否する。
12月
パナイ号事件起こる。
アメリカ美術家会議の企画展「世界のデモクラシーを防衛する スペインと中国の民衆に捧げる」展で、日本人の反戦をテーマにした作品が展示される。
1938
5月
アメリカ美術家会議第2回年次展覧会「平和とデモクラシーと文化の発展のため」展が開かれる。日本人6名(国吉康雄、石垣栄太郎、保忠蔵、鈴木盛、永井トーマス、山崎近道)が出品する。
6月
第31回ニューヨーク市美術展覧会に日本人芸術家9名がグループで参加する。
12月
日本は国際連合を脱退する。
アメリカ美術家会議第2回年次展覧会「平和とデモクラシーと文化の発展のため」展が開かれる。日本人6名(国吉康雄、石垣栄太郎、保忠蔵、鈴木盛、永井トーマス、山崎近道)が出品する。
6月
第31回ニューヨーク市美術展覧会に日本人芸術家9名がグループで参加する。
12月
日本は国際連合を脱退する。
1939
2月
アメリカ美術家会議第3回年次展覧会「摩天楼の芸術」が開かれる。日本人5名(国吉康雄、石垣栄太郎、鈴木盛、永井トーマス、保忠蔵)が出品し、反戦をテーマにした作品が展示される。
7月
日米通商航海条約が破棄される。
8月
ニューヨーク市美術委員会が解散する。
9月
ドイツのポーランド侵攻により第二次世界大戦が起こる。
アメリカ美術家会議第3回年次展覧会「摩天楼の芸術」が開かれる。日本人5名(国吉康雄、石垣栄太郎、鈴木盛、永井トーマス、保忠蔵)が出品し、反戦をテーマにした作品が展示される。
7月
日米通商航海条約が破棄される。
8月
ニューヨーク市美術委員会が解散する。
9月
ドイツのポーランド侵攻により第二次世界大戦が起こる。
1940
1月
日米通商航海条約が廃案、日米間は無条約の状態になる。
4月
アメリカ美術家会議第4回年次展覧会「デモクラシーにおける芸術」が開かれる。日本人5名(国吉康雄、石垣栄太郎、永井トーマス、保忠蔵、鈴木盛)が出品する。
アメリカ美術家会議内でメンバーの大量脱退が起こる。
9月
日独伊三国同盟が結ばれる。
日米通商航海条約が廃案、日米間は無条約の状態になる。
4月
アメリカ美術家会議第4回年次展覧会「デモクラシーにおける芸術」が開かれる。日本人5名(国吉康雄、石垣栄太郎、永井トーマス、保忠蔵、鈴木盛)が出品する。
アメリカ美術家会議内でメンバーの大量脱退が起こる。
9月
日独伊三国同盟が結ばれる。
1941
7月
米国政府が日本に対し、石油輸出の禁輸、米国内の日本資産の凍結を含む貿易制裁を発動。
12月7日
日本が真珠湾を爆撃し、米国が対日第二次世界大戦に参戦するきっかけとなる。
12月12日
ニューヨーク在住の日本人芸術家委員会の国吉康雄、保忠蔵、永井トーマス、鈴木盛、門脇ロイ、田川文治、レオ・アミノがアメリカに忠誠を誓う声明文を出す。
米国政府が日本に対し、石油輸出の禁輸、米国内の日本資産の凍結を含む貿易制裁を発動。
12月7日
日本が真珠湾を爆撃し、米国が対日第二次世界大戦に参戦するきっかけとなる。
12月12日
ニューヨーク在住の日本人芸術家委員会の国吉康雄、保忠蔵、永井トーマス、鈴木盛、門脇ロイ、田川文治、レオ・アミノがアメリカに忠誠を誓う声明文を出す。