福島県出身。東京の美術学校で学んだ後、1909年頃渡米する。デンバーのアカデミー・スクールやニューヨークのアート・スチューデント・リーグでチャールズ・ローゼンらに師事する。1924年から1935年頃にかけてウッドストックで創作活動をした。
1922年から1927年の独立美術家協会展、1922年、1923年、1926年のサロンズ・オブ・アメリカに出品。1922年の画彫会の展覧会、1927年の紐育新報社の邦人美術展覧会に出品。創作活動をする一方、日本語新聞に美術批評も寄稿した。画彫会の幹事を務める。
1927年頃サンフランシスコに移動した後、日本に帰国する。1977年にアズマ・ギャラリーで開かれたHalf Century of Japanese Artists in New York, 1910’-1950’でも作品が展示された。
参考:Half Century of Japanese Artists in New York, 1910’-1950’(exhibition catalogue: Azuma Gallery, 1977)、Chang, Gordon H., Johnson, Mark Dean, Karlstrom, Paul J. and Spain, Sharon eds., Asian American Art, a history 1985-1970 (Stanford: Stanford University Press, 2008)、『紐育新報』、『日米時報』