群馬県出身。1924年から1927年までアート・スチューデント・リーグでトマス・ハート・ベントンに師事する。1928年から1930年と1932年、1934年から1937年の独立美術家協会展、1929年から1931年のサロンズ・オブ・アメリカ、1935年、1936年の紐育新報社の邦人美術展覧会、1937年のWPAから解雇された中国と日本の芸術家展、1938年のニューヨーク市美術展覧会第31回展覧会に出品した。WPAでは水彩画を制作する。1937年から1940年のアメリカ美術家会議の年次展覧会にも出品している。
参考:岡部昌幸『トーマス永井の不思議世界―1920-30年アメリカン・シーンの画家発見』(展覧会目録) 第一生命保険相互会社(1996)