ジャパン・ソサエティ ニューヨーク

1907年5月19日、日露戦争の英雄、黒木為楨陸軍大将の功績を称える昼食会が開かれ、ジャパン・ソサエティーが正式に設立された。この団体は、ニューヨークの著名な実業家や専門家のグループによって結成され、そのほとんどが銀行、金融、絹の貿易などを通じて日本とビジネス上のつながりがあり、日露間の関係強化を熱望するニューヨーク在住の有力な日本人も加わっていた。

第二次世界大戦中はすべての活動を停止していたが、1952年から1978年までジョン・D・ロックフェラー3世のリーダーシップの下、ジャパン・ソサエティーは拡大した。彼のリーダーシップにより、ジャパン・ソサエティーは統一されたビジョンと強固な財政基盤を築き、より活性化された。

ジャパン・ソサエティの本部は建築家吉村順三の設計によるもので、1971年に国連に近い、マンハッタンの東、47丁目333番地にオープンした。

ジャパン・ソサエティのプログラムは、芸術・文化、公共政策、ビジネス、語学、教育に重点を置いている。図書館、アートギャラリー、劇場を備え、定期的にイベントを開催している。

 

関連資料

ジャパンハウスの建築と歴史のバーチャルツアー: https://japansociety.org/news/virtual-tour-the-architecture-history-of-japan-house/

音声ツアー:https://japansociety.org/about/audio-tour/

Subject:
Japan Society New York
Year:
1907-