ニューヨークのMLB球団でプレーした最初の日系人選手は、ハワイ州ホノルル生まれの日系4世、レン・ハルキ・サカタ(1954年生まれ)だった。サカタはMLB選手として最後のシーズンとなった1987年にヤンキースで2カ月半プレーした。ライアン・クロサキと高校時代のチームメイトだったサカタは、ゴンザガ大学から1977年にミルウォーキー・ブリュワーズと契約し、MLBでプレーした3人目の日系人となった。サカタは、二塁手、遊撃手として、11年間のMLBキャリアでは、主にユーティリティープレーヤーとして活躍した。1983年には、アジア人およびアジア系アメリカ人として初めてワールドシリーズに出場。優勝したボルチモア・オリオールズのメンバーだった。現役引退後、サカタは、はマイナーリーグの監督として長いキャリアを送った。