1876年にペンシルベニア州フィラデルフィアで開催された100周年記念博覧会の日本館は、日本の文化、芸術、商業製品を紹介するものだった。 パビリオンには、日本家屋と庭園、バザー、関係者用の住居、大展示ホールの17,000平方フィートの展示が含まれていた。磁器、陶器、青銅器、漆器、家具、屏風、織物、木彫り、象牙彫り、わら細工、竹細工、玩具などが展示された。明治政府は輸出振興・外貨獲得を図るため、西郷従道を最高責任者として外国政府最大の予算で出展した。
このパビリオンは、日本の西洋への開放を示す重要なものだった。展示は大成功を収め、142の賞を受賞した。
パンフレット(添付PDF)には、デビッド・マレー駐日外国教育総監による「日本の教育についての所見」が掲載されている。マレーは1873年、日本政府の教育顧問となるため一旦ラトガース大学を去るが、帰国後、1892年から1905年に亡くなるまで同大学の理事を務めた。
PDF: ラトガース大学図書館
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