ミネ・オオクボ 

ミネ・オオクボは、第二次世界大戦中の日系人収容所での体験を198枚のドローイングと文章で綴った著書『Citizen 13660』で知られるアメリカのアーティストであり作家である。日本軍の真珠湾攻撃後、ミネと弟のベンジーは1942年から1944年まで、タンフォラン収容所(Tanforan Assembly Center)とトパーズ収容所(Topaz War Relocation Center)に収容された。この間、ミネは芸術制作に従事し、収容所での日常生活を視覚的に伝える2,000点以上のデッサンやスケッチを描いた。これらの作品は、後に出版された彼女の著書『市民13660』に収録された。収容所からの解放後、ミネはニューヨークに移り住み、芸術家としてのキャリアを築いた。数々の賞を受賞し、美術界で高く評価される人物としての確固たる地位を築いた。

Subject:
Okubo, Miné
Year:
1912-2001
Related Exhibits:
忘れ得ぬニューヨーク物語: 1940 年代の日本人と日系アメリカ人