服部 一三(はっとり いちぞう、1851年3月13日 – 1929年 1月25日)は明治時代の日本の文部・内務官僚。族籍は山口県士族。
明治2年末、岩倉兄弟とともに一三は、アメリカ・ニュージャージー州のニューブラウンズウィックにあるラトガース大学への官費留学した。アメリカ留学時は上司の森有礼ともどもトマス・レイク・ハリスが設立した新興宗教「新生兄弟会」の影響を受けた。(改宗者の中には、約20人の薩摩出身の日本人が含まれていた。)同地でラトガース大学に学び、明治8年(1875年)6月、同大理学部を卒業し、理学士(B.S.)の学位を取得した。
同年8月に帰国し、翌月、文部省に入省し督学局雇となる。明治8年11月、東京英語学校長心得に就任し、同校長、東京大学予備門主幹、兼東京大学法学部・文学部綜理補、大阪専門学校綜理、東京大学法学部長兼同予備門長などを歴任し、明治15年(1882年)2月、東京大学幹事となる
Romano, Camille D. “Hattori Ichizo – Rutgers Meets Japan: Early Encounters,” January 31, 2020. https://sites.rutgers.edu/rutgers-meets-japan/hattori-ichizo/
References:
Ichizo Hattori. 1875. RUcore: https://doi.org/doi:10.7282/T3TD9XT1
Nakagawa, Tomomi. (2014). Lafcadio Hearn and Ichizo Hattori. Japanese Association for the History of Geology.
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